上部消化管疾患の栄養療法 日本消化器病学会雑誌 / 104 巻 (2007) 12 号

 

本記事は、腸内細菌叢(腸内フローラ)に関連する”日本内科学会”の発表記事を皆様にお伝えするために書いてます。

 

古田 賢司足立 経一
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2007 年 104 巻 12 号 p. 1698-1706

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  • 発行日: 2007 年 受付日: 2007/09/23公開日: 2007/12/05 受理日: 2007/09/26[早期公開] 公開日: - 改訂日: -
抄録

古くは病気の治療といえば食事療法が中心であったが,近年の医療のめざましい進歩により食事(栄養)はあまり重要視されなくなっていた。

しかしながら,最近,改めて疾患治療における栄養の重要性がクローズアップされ,各医療機関に栄養サポートチームが設置されるなど医療従事者の栄養に対する認識が変わりつつある。

われわれの専門である消化器領域の中でも,胃食道逆流症,機能性胃腸症,Barrett食道腺癌など日本人のライフスタイルの変化,とくに食生活の変化がその発症に影響を及ぼしていると考えられる疾患が増加している。

われわれ消化器医も食事(栄養)の重要性を再認識し,消化器疾患と食事(栄養)との関係をよく理解しておく必要があると考えられる。

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